全身に金粉を塗った三人の美女が、キラキラ光りながら、ヘビのアクロバット踊りを踊っていた。
立っているひとりの胸にもうひとりの黄金女が、大蛇のように巻きついて、首と胸とに顔のある一身二頭の異形の舞踊を踊っていた。
そのショーの舞台には、赤、青、黄色と、五色の照明が交錯し、客席からはテープ花火がポンポンと発射され、五彩のテープが三人の金色の踊り子の頭上に雨と降り、無数の巨大なゴム風船が、五色のクラゲの群れのように空間を漂い、はでなバンドの気ちがいめいた奏楽が、ギラギラした色彩の混乱と相応じて、場内数百人の男女を狂気の陶酔に導いていた。