江戸川乱歩 『影男』 ごちゃごちゃとした目まぐるしい陰影があり、全体におしろいでも塗ったような、不思議な山であった。 そのけしきからは、むせ返るような脂粉の香が立ちのぼっていた。 そして、もっと不思議なことには、全山が絶えまなく、うようよとうごめいているかに感じられた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア