江戸川乱歩 『影男』 月も星もないまっくらな夜だった。 黒い影はへいをのりこしたらしく、夜の木立ちのあいだをくぐって、裏のほうへ回っていった。 そのものは、黒の覆面で頭部全体をおおい、二つの目と口のところだけに、穴があいていた。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア