衣類とシャベルを地上に置くと、良斎のなわを少しゆるめて、両手を自由にしてやったうえで、懐中電灯を照らしながら、小切手帳と万年筆を突きつけた。
「ぼくが代筆をしてもいいが、やっぱり、あんた自身で書くほうが安心でしょう。
洗いざらいもらおうとはいいません。
衣類とシャベルを地上に置くと、良斎のなわを少しゆるめて、両手を自由にしてやったうえで、懐中電灯を照らしながら、小切手帳と万年筆を突きつけた。
「ぼくが代筆をしてもいいが、やっぱり、あんた自身で書くほうが安心でしょう。
洗いざらいもらおうとはいいません。