江戸川乱歩 『影男』 そのとき、どこからともなく、おどろおどろしく太鼓の音が聞こえてきた。 怪談作家ブラックウッドが、アマゾン川の流域の無人の境で聞いたというあの別世界の音響のように、所在不明の太鼓の音が響いてきた。 三人は慄然として立ちどまり、互いの目をのぞき合った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア