江戸川乱歩 『薔薇夫人』 飲み屋の軒を並べた横町の一軒、ブルウ・エンゼルに入ると、店にはまだ一人の客もなく、ガランとしていた。 カウンターにいた男ボーイが、「いらっしゃい」と、あいさつした。 宮城は、それにちょっとうなづいて見せて、奥の階段を二階へ上って行った。 江戸川乱歩の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア