二階は主人の住いとして、客は上げないことになっていた。
二階は二間で、一方は六畳の畳敷き、一方は四畳半にベッドを置いて、合の仕切りに血のような色のカーテンが深く垂れていた。
六畳の方には、腰かけるとビーンと音がして、ゼンマイの針金が尻にこたえる古ソファ、それに籐椅子が二脚と、汚れた丸テーブル、大きな桃色のシェードをかけた、薄暗い電気スタンド。
二階は主人の住いとして、客は上げないことになっていた。
二階は二間で、一方は六畳の畳敷き、一方は四畳半にベッドを置いて、合の仕切りに血のような色のカーテンが深く垂れていた。
六畳の方には、腰かけるとビーンと音がして、ゼンマイの針金が尻にこたえる古ソファ、それに籐椅子が二脚と、汚れた丸テーブル、大きな桃色のシェードをかけた、薄暗い電気スタンド。