そしてそこに立つて見てゐた、その小學生の連れらしい、それもやはり學校歸りらしく鞄を下げた二三人が、獨りで走り去つた友達を追ふともなく、その後からその方角へ歩いて行つた。
――それは時間にすれば僅か二分かそこらのちよつとしたことだつた。
然し私にはそれがびんと響いた。
そしてそこに立つて見てゐた、その小學生の連れらしい、それもやはり學校歸りらしく鞄を下げた二三人が、獨りで走り去つた友達を追ふともなく、その後からその方角へ歩いて行つた。
――それは時間にすれば僅か二分かそこらのちよつとしたことだつた。
然し私にはそれがびんと響いた。