梶井基次郎 『ある心の風景』 銀の地に青や赤の七宝がおいてあり、美しい枯れた音がした。 人びとのなかでは聞こえなくなり、夜更けの道で鳴り出すそれは、彼の心の象徴のように思えた。 ここでも町は、窓辺から見る風景のように、歩いている彼に展けてゆくのであった。 梶井基次郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア