梶井基次郎 『泥濘』 極く丈の詰った影で、街燈が間遠になると鮮かさを増し、片方が幅を利かし出すとひそまってしまう。 「月の影だな」と自分は思った。 見上げると十六日十七日と思える月が真上を少し外れたところにかかっていた。 梶井基次郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア