その道でとうとう私は迷ってしまい、途方に暮れて暗のなかへ蹲まっていたとき、晩い自動車が通りかかり、やっとのことでそれを呼びとめて、予定を変えてこの港の町へ来てしまったのであった。
それから私はどこへ行ったか。
私はそんなところには一種の嗅覚でも持っているかのように、堀割に沿った娼家の家並みのなかへ出てしまった。
その道でとうとう私は迷ってしまい、途方に暮れて暗のなかへ蹲まっていたとき、晩い自動車が通りかかり、やっとのことでそれを呼びとめて、予定を変えてこの港の町へ来てしまったのであった。
それから私はどこへ行ったか。
私はそんなところには一種の嗅覚でも持っているかのように、堀割に沿った娼家の家並みのなかへ出てしまった。