またそれを嘗めてみるのが私にとってなんともいえない享楽だったのだ。
あのびいどろの味ほど幽かな涼しい味があるものか。
私は幼い時よくそれを口に入れては父母に叱られたものだが、その幼時のあまい記憶が大きくなって落ち魄れた私に蘇えってくる故だろうか、まったくあの味には幽かな爽やかななんとなく詩美と言ったような味覚が漂って来る。
またそれを嘗めてみるのが私にとってなんともいえない享楽だったのだ。
あのびいどろの味ほど幽かな涼しい味があるものか。
私は幼い時よくそれを口に入れては父母に叱られたものだが、その幼時のあまい記憶が大きくなって落ち魄れた私に蘇えってくる故だろうか、まったくあの味には幽かな爽やかななんとなく詩美と言ったような味覚が漂って来る。