梶井基次郎 『のんきな患者』 四五日経つともうすっかり痩せてしまった。 咳もあまりしない。 しかしこれは咳が癒ったのではなくて、咳をするための腹の筋肉がすっかり疲れ切ってしまったからで、彼らが咳をするのを肯じなくなってしまったかららしい。 梶井基次郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア