その音がし始めると、信子は仕事の手を止めて二階へ上り、抜き足差し足で明り障子へ嵌めた硝子に近づいて行った。
歩くのじゃなしに、揃えた趾で跳ねながら、四五匹の雀が餌を啄いていた。
こちらが動きもしないのに、チラと信子に気づいたのか、ビュビュと飛んでしまった。
その音がし始めると、信子は仕事の手を止めて二階へ上り、抜き足差し足で明り障子へ嵌めた硝子に近づいて行った。
歩くのじゃなしに、揃えた趾で跳ねながら、四五匹の雀が餌を啄いていた。
こちらが動きもしないのに、チラと信子に気づいたのか、ビュビュと飛んでしまった。