夏目漱石 『虞美人草』 糸公知ってるだろう亡国の菓子の由緒を」と云いながら角砂糖を茶碗の中へ抛り込む。 蟹の眼のような泡が幽かな音を立てて浮き上がる。 「そんな事知らないわ」と糸子は匙でぐるぐる攪き廻している。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア