堀辰雄 『顏』 その少年はいつか路易の手を握つてゐた。 さうして彼は弱々しい咳ばかりしてゐた。 路易はその少年のいつも血の氣のない頬がその時ばかりかすかに赤らんでゐるのを夜目にこつそりと見た。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア