縄なくて十重に括る虜は、捕われたるを誇顔に、麾けば来り、指せば走るを、他意なしとのみ弄びたるに、奇麗な葉を裏返せば毛虫がいる。
思う人と併んで姿見に向った時、大丈夫写るは君と我のみと、神懸けて疑わぬを、見れば間違った。
男はそのままの男に、寄り添うは見た事もない他人である。
縄なくて十重に括る虜は、捕われたるを誇顔に、麾けば来り、指せば走るを、他意なしとのみ弄びたるに、奇麗な葉を裏返せば毛虫がいる。
思う人と併んで姿見に向った時、大丈夫写るは君と我のみと、神懸けて疑わぬを、見れば間違った。
男はそのままの男に、寄り添うは見た事もない他人である。