堀辰雄 『顏』 一年のうちに路易がすつかり顏色を惡くしてしまつてゐただけ、それだけお孃さんの方では餘計に薔薇色になつてゐるやうであつた。 その差異があべこべに彼の心を彼女の方へ引きよせた。 こんどは、ときどき、二人きりで話をしたり、散歩をしたりする機會があつた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア