堀辰雄 『水族館』 彼らは踊り子たちが稽古を終へて出てくるのを待伏せてゐるらしかつた。 十二時の過ぎたのを知らせるやうな、ひやりとする空氣の流れが、絶えず、彼の前を行つたり來たりしはじめた。 やがて、水族館の裏門がしづかに開けられた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア