堀辰雄 『水族館』 彼等は一體どこへ行かうとしてゐるのか。 彼はその邊の地理をあんまり知らなかつた。 そして彼は、二人の跡について行きながら、もうすつかり寢しづまつた兩側の見知らぬ町を、ただ深い眠りそのものの中を通り拔けて行くやうにしか感じなかつた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア