堀辰雄 『水族館』 彼の物語の後、私たちは默つてゐた。 隣室からは、もうすべてが終つたのか、なんらの物音も聞えてこなかつた。 そのうちに、私までをへとへとにさせてゐた、友人の苦痛も、それ自身漸くへたばり出したやうに見えた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア