堀辰雄 『水族館』 そこには、二個の女の裸體が、手足をからみ合つたまま、異樣な恰好で、ころがつてゐるのであつた。 同じくらゐに白いその四つの手足は、それがどちらの身體のだか、分らないほどだつた。 「あいつはやつぱり女だつたんだよ」秦は私に言つた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア