堀辰雄 『水族館』 ときどき彼女の足はその水溜りの中に入つて、鈍い、かすかな音を立てた。 そしてそれが私達の沈默を破る唯一の物音だつた。 そのうちに、私は、たうとう私達が奇妙な見知らない一區域に迷ひ込んでしまつたことを知つた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア