堀辰雄 『水族館』 しかもその硝子はほとんど全部割れてゐるのだ。 そしてその穴だらけの硝子張りの建物の向側には、すぐ、隅田川が黒々と流れてゐるらしかつた。 そしてその何かの仕事場の跡らしい建物の中は、伸び放題に伸びてゐる雜草ばかりだつた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア