堀辰雄 『水族館』 そしてその何かの仕事場の跡らしい建物の中は、伸び放題に伸びてゐる雜草ばかりだつた。 彼女はその異樣な建物の前にぢつと佇んでゐた。 私はやがて、彼女が身をこごめて、彼女の足もとにある一つの石を拾ひ上げるのを見た。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア