ところが、ここに大膽にも、全く一人きりで、誰にも、もちろん仲間の者にも、氣づかれずにその天井裏に上つていつて、昔のままの鼠のやうな生活を續けてゐた、一人の少年があつたのである。
それは最近に母を失つたばかりの少年であつた。
彼はそのことを非常に悲しんでゐた。
ところが、ここに大膽にも、全く一人きりで、誰にも、もちろん仲間の者にも、氣づかれずにその天井裏に上つていつて、昔のままの鼠のやうな生活を續けてゐた、一人の少年があつたのである。
それは最近に母を失つたばかりの少年であつた。
彼はそのことを非常に悲しんでゐた。