堀辰雄 『眠れる人』 そしてそこに犬を殘したまま、一寸もうしろをふり向かうとはせずに、小さな家の中へ入つてしまふ。 するとその犬はおとなしくその家の不氣味な恰好をした影の中にうづくまる。 あたかもかの女がまたすぐ出てくるのを信ずるやうに。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア