堀辰雄 『眠れる人』 僕のすべきことはただゆつくり夜を待つてゐるといふ事だけだからである。 そしてやつとその夜が來た時、僕は僕のまはりの人々が、埃りが夜の中へ入つて見えなくなるやうに、一人一人夜の中へ入つて見えなくなつたのを發見する。 六時十五分。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア