堀辰雄 『眠れる人』 もはやその先きに女と犬とを見ることが出來なかつたからである。 その二つのものはその町角を僕より數秒先きに曲ると同時に跡方もなく消えてしまつたからである。 僕はそこに立ちすくんだままもはや一歩も先きへ進まうとしない。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア