堀辰雄 『馬車を待つ間』 これから花嫁の一行は徒歩でこの山道を登つて行くのか知らん。 私はとうとうその花嫁の顏をよく見ずにしまつたが。 私が窓からほつとしたやうに彼女の勇敢な後姿を見送つてゐると、やがて喇叭が鳴つて馬車が動き出した。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア