僕はたうとう口にくはへたぎり火のつけられなかつた煙草と一しよに、窓の外に、それからまたその風景の外に、取り殘された。
それとともに、さつき煙草をうつかり噛んでしまつたので、そこのところの紙が破けて出てきた葉つぱを、僕はへんに苦つぽく口の中で感じだした。
僕は仕方なしに、その庭から外へ出て行きながら、何氣なくそこの門らしいものに眼を止めた。
僕はたうとう口にくはへたぎり火のつけられなかつた煙草と一しよに、窓の外に、それからまたその風景の外に、取り殘された。
それとともに、さつき煙草をうつかり噛んでしまつたので、そこのところの紙が破けて出てきた葉つぱを、僕はへんに苦つぽく口の中で感じだした。
僕は仕方なしに、その庭から外へ出て行きながら、何氣なくそこの門らしいものに眼を止めた。