堀辰雄 『雨後』 をかしいと思つたら、小さな鳥の巣があつた。 秦皮のステッキで其枝を掻きよせて巣の中を覗いたら、まだ羽も生えてない、目ばかり大きな、茶色の雛が四五羽、無氣味にうじようじよしてゐた。 親鳥はもう逃げた跡。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア