夏目漱石 『虞美人草』 我らの魂は時あって靴の踵に宿り、時あって杖の先に潜む。 魂を描く事を知らぬ小説家は杖と靴とを描く。 一歩の空間を行き尽した靴は、光る頭を回らして、棄身に細い体を大地に托した杖に問いかけた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア