堀辰雄 『手紙』 それからもう一つの僕の欲望が、今度の作品を、さういふ音樂に近いものにさせたがつてゐるんだ。 この前の手紙で僕は、いつか君に話した題材はすつかり諦めてしまつたやうに書いたけれど、實はまだあれにもすこし未練がある。 ただ、それを直接に描きたくないのだ。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア