堀辰雄 『手紙』 私は其處をひとりで片づけて、その中に小さなテエブルを持ち込んだ。 私がその上に頬杖をついてゐると、ちやうど私の頭の上には、天井からスキイの道具がぶらさがつてゐた。 それから、すぐ目の前の棚の上には、埃だらけの鹽酸の壜だのが載つてゐた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア