堀辰雄 『七つの手紙』 しばらく燒跡に立つて僕は、あの火事の日にも吹いてゐたやうな、西から強く吹きつける、寒い風に吹かれて居りました。 そんな風の中に「かげろふの日記」の下書の燒け殘りなんぞがまだひらひらと飛んでゐました。 十二月一日、輕井澤にて 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア