この頃は野村君と一しよに毎日薪割りをしたり、下の井戸まで水を汲みにいつたりして、半ば自炊生活をしてゐます。
正午頃村の娘さんが御飯だけを炊きに來てくれますが、あとは大抵野村君と二人で代る代るやつてゐます。
何分こんな冬の山住ひにはまだ馴れないものだから、それこそ食ふ事と寒さをしのぐ事だけにすつかり氣をとられてしまつて、なかなか肝腎の賣文稼業には手が屆きかねます。
この頃は野村君と一しよに毎日薪割りをしたり、下の井戸まで水を汲みにいつたりして、半ば自炊生活をしてゐます。
正午頃村の娘さんが御飯だけを炊きに來てくれますが、あとは大抵野村君と二人で代る代るやつてゐます。
何分こんな冬の山住ひにはまだ馴れないものだから、それこそ食ふ事と寒さをしのぐ事だけにすつかり氣をとられてしまつて、なかなか肝腎の賣文稼業には手が屆きかねます。