堀辰雄 『ふるさとびと』 そこで自分の一存で、隣村の原野のまんなかに出來た停車場の前へ、率先して、牡丹屋の裏にあつた厩舍をそつくりそのまま移した。 さうしてそこで蕎麥を賣り、汽車辨を一手にまかなつた。 それが見事にあたつて、牡丹屋は徐々に立ちなほり出した。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア