それが見事にあたつて、牡丹屋は徐々に立ちなほり出した。
おえふも、弟の五郎も、その驛前にできた新店から、たつつけ姿で、舊道のはうにある寺を校舍にした小學校へかよつた。
そこの村も村で、それまではほかの宿場とおなじやうな運命をたどつて、ひどく衰へ、みるかげもない一古驛となり果ててゐた。
それが見事にあたつて、牡丹屋は徐々に立ちなほり出した。
おえふも、弟の五郎も、その驛前にできた新店から、たつつけ姿で、舊道のはうにある寺を校舍にした小學校へかよつた。
そこの村も村で、それまではほかの宿場とおなじやうな運命をたどつて、ひどく衰へ、みるかげもない一古驛となり果ててゐた。