その上、初枝は自分の病氣に怖氣づき、もうすつかり寢たきりになつてしまつた。
おえふは、自分の娘がみすみすそんな癈人同樣になつてゆくのを自分の力ではどうにもならないことを、そのときまざまざと知らせられた。
それから二三年の間といふもの、おえふの心痛には、殆ど量り知れないものがあつたはずだ。
その上、初枝は自分の病氣に怖氣づき、もうすつかり寢たきりになつてしまつた。
おえふは、自分の娘がみすみすそんな癈人同樣になつてゆくのを自分の力ではどうにもならないことを、そのときまざまざと知らせられた。
それから二三年の間といふもの、おえふの心痛には、殆ど量り知れないものがあつたはずだ。