ときどき私は、まだ私の知らない、もつと他の異つた道の方へザザが私を連れて行つて呉れないかなあと思ふ位です。
この間、友人にいつか丸善で見かけたがまだあつたら送つて呉れと頼んでおいた、「主人と犬」といふ繪入りの獨逸の小説が、今日屆きました。
まだ一頁も讀んでゐませんけれど、本文の間にところどころ插んである小さなデッサンを眺めながら、こんな物語の筋などを空想してゐます。
ときどき私は、まだ私の知らない、もつと他の異つた道の方へザザが私を連れて行つて呉れないかなあと思ふ位です。
この間、友人にいつか丸善で見かけたがまだあつたら送つて呉れと頼んでおいた、「主人と犬」といふ繪入りの獨逸の小説が、今日屆きました。
まだ一頁も讀んでゐませんけれど、本文の間にところどころ插んである小さなデッサンを眺めながら、こんな物語の筋などを空想してゐます。