おまけに、片つぽのガラス製の眼玉がとれて、一本へし折られた足は赤い絲でぶざまに縫ひつけられてゐます。
そこで詩人さんは、その可哀さうな熊を、こんどはステッキの先でそうつと道ばたの熊笹の中に押し込んでやりました。
それから又、何氣なささうに歩き出しながら、さつきの朗讀を續けました。
おまけに、片つぽのガラス製の眼玉がとれて、一本へし折られた足は赤い絲でぶざまに縫ひつけられてゐます。
そこで詩人さんは、その可哀さうな熊を、こんどはステッキの先でそうつと道ばたの熊笹の中に押し込んでやりました。
それから又、何氣なささうに歩き出しながら、さつきの朗讀を續けました。