そこで詩人さんは、その可哀さうな熊を、こんどはステッキの先でそうつと道ばたの熊笹の中に押し込んでやりました。
それから又、何氣なささうに歩き出しながら、さつきの朗讀を續けました。
夕方、詩人さんはその散歩から歸つて來ると、大いそぎで帳面を開いて、こんなことを書き出しました……
そこで詩人さんは、その可哀さうな熊を、こんどはステッキの先でそうつと道ばたの熊笹の中に押し込んでやりました。
それから又、何氣なささうに歩き出しながら、さつきの朗讀を續けました。
夕方、詩人さんはその散歩から歸つて來ると、大いそぎで帳面を開いて、こんなことを書き出しました……