もうその蛇はとつくに出ていつたらうが、そこの窓枠に手をついて背伸びをして見ると、まだ庇の穴から氣味の惡い拔け殼の切れつぱしがひらひらとしてゐる。
さつきいそいで引つ張つたら途中で切れてしまつた――それだけで二尺餘りも。
あつたのださうだから、よほど大きな奴だつたのだらう。
もうその蛇はとつくに出ていつたらうが、そこの窓枠に手をついて背伸びをして見ると、まだ庇の穴から氣味の惡い拔け殼の切れつぱしがひらひらとしてゐる。
さつきいそいで引つ張つたら途中で切れてしまつた――それだけで二尺餘りも。
あつたのださうだから、よほど大きな奴だつたのだらう。