あつたのださうだから、よほど大きな奴だつたのだらう。
まだ殘つてゐるのは首の方の由。
蛇の拔け殼を見るのは縁起が好いのださうだが、どうもそいつがぶらぶら下がつてゐる窓の下で、勉強をするのは閉口だから、勉強にいるやうなものはみんな廣間に移して、しばらくその一隅を假りの書齋にしつらへた。
あつたのださうだから、よほど大きな奴だつたのだらう。
まだ殘つてゐるのは首の方の由。
蛇の拔け殼を見るのは縁起が好いのださうだが、どうもそいつがぶらぶら下がつてゐる窓の下で、勉強をするのは閉口だから、勉強にいるやうなものはみんな廣間に移して、しばらくその一隅を假りの書齋にしつらへた。