こなひだちよつと讀んだリルケの「ドゥイノ悲歌」中の一句だが、――さういへば先日芳賀檀君が來られての話に、目下そのリルケの「悲歌」の全譯に着手せられ出してゐるとの事、――かういふいまの生きることの難しいやうな秋に、あの生への悲痛なる讚歌ともいふべき「悲歌」を、私達のために紹介してくれることほど有意義な仕事はあるまいと、思へる。
その大いなる仕事をはじめられようとしてゐる芳賀君は、甚だ元氣だつた。
僕は君を大いに羨んだ。
こなひだちよつと讀んだリルケの「ドゥイノ悲歌」中の一句だが、――さういへば先日芳賀檀君が來られての話に、目下そのリルケの「悲歌」の全譯に着手せられ出してゐるとの事、――かういふいまの生きることの難しいやうな秋に、あの生への悲痛なる讚歌ともいふべき「悲歌」を、私達のために紹介してくれることほど有意義な仕事はあるまいと、思へる。
その大いなる仕事をはじめられようとしてゐる芳賀君は、甚だ元氣だつた。
僕は君を大いに羨んだ。