堀辰雄 『X氏の手帳』 こいつはすこしキの字だな、と思つた。 そして最後に次のところを讀んだ時には、巡査は、この手帳を落していつた青年が氣狂であると、もはや斷定せずにはゐられなかつた。 ひと頃、夜になるとかならず發熱するので、僕は僕の部屋に閉ぢこもつてゐた。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア