堀辰雄 『X氏の手帳』 毎晩のことだつた。 そのうちに僕はそれが毎夜一定の時刻に起ることを發見した。 即ち、午後十一時四十七分になると、僕の時計が、それとも宇宙の時間そのものが止つてしまつて、長いこと動かないのである。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア