堀辰雄 『「オルジェル伯爵の舞踏會」』 或晩、伯爵の心配さうな質問に彼女が「いいえ、何でもありませんの」と答へたとき、アンヌが言つた。 「お前がどうかしてゐると思つてゐるのは、私ばかりぢやないのだ。 フランソア君もさう云つて心配してゐたよ。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア