堀辰雄 『芥川龍之介論』 ワイルドの彼にロマン主義者の第一人を發見したのは當り前である。 彼の教へた所によれば、「ソロモンの榮華の極みの時にだにその裝ひ」は風に吹かれる一本の百合の花に若かなかつた。 彼の道は唯詩的に――あすの日を思ひ煩はずに生活しろと云ふことに存してゐる。 堀辰雄の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア